人間関係を良くする方法>相手の心を動かす怒り方

「人間関係を損なわない相手への怒り方」
このタイトルをまず否定してしまおうと思います。
絶対に相手のことを怒ってはいけません。
人は自分がどれだけ悪いことをしようが、誰からも非難されたくない！
そう思っているものです。

ですから、どんな理由があれ相手のことは怒ってはいけません。
しかし、これでは、タイトルの答えになっていませんね。
どうしても相手の言動を正さなければならない場面はあるものです。
そのときには、相手を怒るのではなく、相手に教えてあげるのです。
あなたが思ったこと、次からはこうしたほうがいいということ、
それを優しく教えてあげるのです。
憤りをぶつけて相手をコントロールしようとしても、相手の心は動きません。
その場しのぎにふるまわれるだけです。

大切なのは、相手に気づかせてあげることです。
相手に考えるきっかけを与えてあげるわけです。
相手が自発的に気づくことを少しだけ助けてあげればいいのです。
怒る必要なんて全くありません。
あなたは、ただ教えてあげればいいのです。